壺中天

歴史、旅行、ごはん、ゲームなどアジアなことを色々つづります。

閑人の特殊会話メモ


町で発生する閑人の専用会話。太字が閑人のセリフです。
発生し次第追記しますが、持ってない人も結構いて全員分は揃いませんのであしからず。

時間のある時にちょっとした解説も書きたい。

楊孟瑛

 「またお散歩ですか」
「ええ、風景を見に」
 「西湖の整備が進んだのも先生のおかげです」
杭州の皆さんが支えてくれたおかげですよ」
 「今の西湖はどうです?」
「かつての蘇堤や白堤にも負けない絶景ですな」
 「そうですね」
「この先も西湖が皆に愛され続けてほしいものです」

宋慈

 「宋さん、また日向ぼっこですか」
「ああ、日光浴は気持ちがいい」
 「最近事件はないんですか?」
「平和なものだ、俺はもう出番なし」
 「残念には思えませんか」
「いいや、天下泰平こそ俺の理想だ」
 「日向ぼっこ、気持ちいいですね」
「だろう、足の関節痛も治ったんだ」

孔融

「どうぞ、この大きな梨を差し上げます」
 「なんて礼儀正しい子だ」
「礼儀正しい?なぜです?」
 「大きいものを人に譲ったからですよ」
「これが礼儀正しい?」
 「ええ、「礼譲」というのです」
「大きすぎて自分じゃ食べれないだけなのに······」

范仲淹

「天下の憂いに先んじて憂い」
 「天下の楽に後れて楽しむ」
「合言葉ばっちり!」
 「誰だって言えますよ!」
「私の 『岳陽楼記』 はそんなに有名ですか」
 「不朽の名作ですからね」
「はは、照れますね」
 「でも次書く時は短めにお願いします!」

嬴政

(2つあるかも?or全員分増えた?)

「州府の前に人が集まっておるな」
 「みんな告示を読んでるんだよ」
「何かあったのか?」
 「皇女様の宝珠が盗まれたって」
「だから町中は兵士で溢れかえっておるのか」
 「そうだよ、 皇帝陛下まで怒ってるんだ」
「大したことないであろう」
 「大したことない?」
「たかが珠一つじゃろう、帰った帰った」

 「天下統一はどういう感じですか?」
「二重あごがひどくなった」
 「なぜ二重あごに?」
「人を見下ろしすぎたからじゃ」
 「今も二重あごのままですね」
「虎ちゃんをいつも見ているからじゃ」
 「顔を上げてみたらどうですか? 」
「良い、首が疲れる」

周瑜

 「都督さま、早くお戻りください」
「まだ来たばかりじゃないか」
 「かなりの時間、川を眺め続けているようですが」
「ほう、そう見えるか。ちと物を借りたくてな」
 「もう川に草船はありませんよ」
「今回は弓矢じゃない、金を借りたいんだ」
 「なぜ金を?」
「友のために天灯を買いたくてね」

猪八戒

 「八戒さん、また怠けてたでしょ」
「怠けてねーし」
 「じゃあなんで鍬に泥が?」
「土ならしをしてたんだ」
 「士ならし? 何か植えるの?」
「大きなスイカ!」
 「わあ!夏が楽しみだ!」
「任せとけぃ!」

丘処機

「もし、こちらは何処でしょう」
 「ここは江南水都ですよ」
「江南!ここまで賑やかに!」
 「道長さま、江南は久しいですか?」
「山で修行し、今下山したところなのです」
 「ではぜひ今の江南 を堪能してください」
「よろしければ一緒に回ってくださいませんか」
 「お任せを!どうぞこちらへ!」

女官の閑庭

 「閑庭、何を見てるの?」
「しー、オウムを見てるのよ」
 「どこにいるの?」
「ほら、あの体が青くて、口が赤いの」
 「麗貴妃様の飼っている子と似てるね」
「実はその子なの」
 「え?!何で出て来ちゃったの?」
「わかんない、オウムに水浴びをって貴妃様に言われて」
 「それでオウムがいなくなったの?」
「ううん、水を浴びせた時はまだいた」
 「ってことは?」
「あの子自分で水浴びできそうだったから」
 「それで?」
「ちょっとひと眠り」
 「……」
「目が覚めたらオウムが木の上に」
 「で、どうするの?」
「わからないけど、貴妃様には内緒にして」

雪仏

 「雪仏は、どうしてそんなに白いの?」
「生まれつきでございます」
 「薄着だし、寒そうだよね」
「寒さには強うございます」
 「雪がひどいから、もう庭の掃除はいいよ」
「どうせ暇でございます」
 「みんな暖を取ってるから、雪仏もきたら?」
「……いいえ、結構です」
 「あんまり無理はしないでね」
「そちらこそ、早くお帰りなさい」
 「わかった、また今度ね」
「ええ」
 「夏に来たら、また会えるかな」
「その時のお楽しみでございます」
 「それもそうだね、じゃあね!」