壺中天

歴史、旅行、ごはん、ゲームなどアジアなことを色々つづります。

【水都百景録】町づくり日記11/12

11月上旬は私事が多忙・疲れもひどくて趣味では本を読むくらいしかできなかったんですが、その分ネタは色々しこんだので余裕のある月後半は色々書いていく予定です。
今は新シリーズとして「州府ガイド」を執筆中。
攻略情報ではなく、各州府の沿革、地方的特色、ゲームの州府固有イベントの元ネタ紹介をまとめたものです。
でもこれは色々本読んで情報集めて文章構成練って、画像も用意して…と結構手間がかかるので公開にはもう少しかかります。お待ち下さい。

==[以下は近況。興味ない人は読み飛ばし推奨]==
最近のプレイスタイルは基本ログイン勢(+知府邸宅)で、アイデアのある時に短期集中で街に手をつける感じでやっています。あれもこれも放棄したけど、それが自分にとっては一番長く続けられるし、楽しいと思える方法なのだと結論を出しました。

歴史解釈や物語は肌に合わない部分もあるので結局街づくりが一番楽しいし、嫌々作業するくらいなら、その時間を読書・調べものや創作に充てたほうが自分にとってもブログやTwitterを見てくださってる方にとっても有益だと思うんです。

このことに限らず、最近は限られた時間を何に使うかの取捨選択とその判断をきちっとするようになりました。
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前置きが長くなりましたが、以下最近作ったもの。

紫禁城(応天府)

建築ガチャで待望の紫禁城風宮殿パーツがきたので。朱元璋のために宮殿が欲しかったのですが、ゲームのコンセプトが江南だから華北風の黄色い瑠璃瓦を葺いた建築は少なく、今までは中々納得のいくものが作れなかったんです。建築の向きが2種類しかないので、完全な左右対称にはできなかったけどまぁ割と理想形。

外朝は金魚池と青龍の泮池で金水河を再現、はずれにある鼎は帝権の象徴。鶴と亀の像が再販されたら設置する予定。

内廷は秋景色の御苑というイメージ。百年イチョウと、色味の似た足休めの石を合わせました。水中亭の位置も、奥側とバランスが取れていて気に入ってます。

問題は朱元璋が中に住めないことと、圧倒的金魚池不足

ちなみに、以前の宮殿です。これはこれで普段着感あっていいかもしれない。

中国庭園(応天府)

紫禁城のある場所には以前、この記事で書いた中国庭園(通称:錫園)がありました。(久々に読み返したら文章が痛くてわらた)
xiaoyaoyou.hatenadiary.jp

中国庭園は好きだし、ゲーム的にも初めての「作品」として思い入れがある。なので壊すのは躊躇しましたが、幸い旧宮殿のあった場所に移築が出来そうだったので、思い切って一度片付け再建することに。ほとんど別物になっちゃいましたが、クオリティは大分上がった気がする。石の盆栽系もっと欲しいです。

寒山寺周辺(蘇州府)

蘇州の新規開放エリアで唯一まともに作ったところ。寒山寺は実際行ったことがあるので、現地のイメージを膨らませて作りました。

現在この辺は「楓橋古鎮」として昔ながらの白壁・黒瓦の家並みが立ち並び、かつては大運河に近い物資の集積地として栄えた所でもあるので、お店を集めて都会風に。

左上の太鼓橋を詩人張継の詩で有名な「楓橋」に見立て、その先の塀の門は倭寇防止のため造られた「鉄鈴関」のイメージ。
関所風建築がなかったので門で代用したのですが、新規実装資源の「鉄鉱」で作れる娯楽建築がちょうど関所風だから、作れるようになったらまた考えてみたい。

個人的には、暢音楼まわりのデザインがお気に入り。山水画の楼閣っぽくしたかったんです。

ちなみに范仲淹がいるのは、リアル蘇州のこの辺りに蘇州駅があり、范仲淹の像が建っているから。ゲームの寒山寺、実際の寒山寺の方角とは違うんですよね。

白居易の家・小蛮の家(杭州府)

月宮殿を方向違いで舞台と廬山に見立てる、という発想が自分にしてはよく出来ていて気に入っているエリア。その他にも史実要素を色々組み込んでいるので、自宅シリーズ記事の方で改めて語る予定。

小蛮は歴史上は白居易の妾なので本来なら一緒に住んでるんですけど、ゲームのこの二人は「通い合ってるけど、だからこそ互いに自分の道を歩んでいく」と言う関係性なのであえて住居を分けました。好きな時だけ会いに行く感じ。

依存執着系の恋愛感情は駄目なんですが、こういう愛情描写はとても好き。

黄龍洞(杭州府)

西湖北西にあった道観。今は残っていないのですが、龍伝説の湧き水で有名な所でした。これが建築「裏庭の花園」の元ネタではないかと踏んでいたので、「花園」を中核に黄龍洞を作ろうというアイデア自体は昔からありました。

しかし力不足でイマイチ決まらず、新規建築の「媧福宮」が来てようやく形にできました。「遊龍の回廊」も色合い・コンセプト的にちょうどよかった!

テーマは水の道観。「囀りの川辺」やサザンカなど州府限定の建築を合わせて、杭州らしい作品が出来たと思います。

前の奴はここにあります。超進化!
xiaoyaoyou.hatenadiary.jp

徐家農園(松江府)

今年の秋限定建築が農業系なので、徐家滙に「豊作の家」を置きました。ずっと徐家滙に耕牛(家畜)が欲しくて、動物を建築に紐づけて飼えたらなぁとずっと思っていたので、新規実装された閑人さんがそれを叶えてくれてとても嬉しい。徐家の使用人というか、農園の管理人さんみたいなイメージ。まぁ、あんまり畑にはいないんですけどね。


建築が増えてきたり友人さんの町からアイデアを学んだりで、最近は以前に比べて景観のクオリティが上がった気がします。イラストの勉強で色の選び方とかを学んだことも影響しているかも…
自分で納得いく景観が作れるようになるとモチベも上がるので、いいものが出来たらまた更新します。