壺中天

歴史、旅行、ごはん、ゲームなどアジアなことを色々つづります。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【アジア】ハラールマート買い物日記(御徒町)

上野・御徒町と言えば新大久保や池袋と並ぶ代表的なアジアスポットである。アジアの中でも特に中華色が強く、中華食材店や火鍋や鉄鍋、羊料理の店が林立し、現地チェーン店もどんどん進出してきている。しかし面白いのはそこだけではなない。ガチ中華地帯を…

【水都百景録】州府ガイド(4)杭州府

概要 杭州の成り立ち 銭塘江のゆりかご【~六朝】 最も憶うは 是れ杭州【隋・唐】 (1)杭州城と「西湖」の誕生 (2)大運河の開通 (3)杭州の六井 百万の都【五代~南宋】 呉越の遺産 臆病皇帝の安息地 商都のにぎわい【元~清】 西湖の美と三堤 三堤と…

【2018】ネパール旅行記3 鐘の音とクラクション

ボダナート2日目 朝食と巡礼路の朝 寺院探訪 ふたたび路地裏へ 聖地to俗世 苦戦のカトマンズ カトマンズについて 混沌の予感 タメルの雑踏 おためしカトマンズ アサン・チョークの市場 夜のダルバール広場 ダルバートで一息 前:ネパール旅行記2 ボダナー…

土地神ずかん(ガイダンス)

1つ企画を始めました。とはいえ何か大掛かりなことをやるわけではなく、今まで集めた土地神の写真を情報付きで整理して、9月のマカオ旅行で本格的な収集を決めたという、それだけです。相変らずの独り相撲ですが、ちょっとでも土地神とその文化に興味を持っ…

【2018】ネパール旅行記2 ボダナートの夜

ネパールと聞いて思い浮かぶものといえば、ヒマラヤやイエティ、そしてこういう「目」のついたストゥーパ(仏塔)という人が多いのではと思う。ネパールのシンボルともいうべきこの巨大なストゥーパを擁するのが、カトマンズ市の北西にある仏教聖地、ボダナ…

【水都百景録】州府ガイド(3)揚州府

概要 揚州のあゆみ 争覇の丘【春秋~南北朝】 放蕩天子の南柯夢【隋】 どうせ死ぬなら揚州で【唐】 大運河と漕運 天下の両淮塩 国際都市・揚州 揚州十里の珠簾 開花ふたたび【宋~清】 大運河史話 運河の成り立ち 隋堤 垂楊三百里 京杭運河の誕生 運河か海か…

【2018】ネパール旅行記1 東京~カトマンズ

マカオ旅行記はひと段落ついたので、過去の旅行記を形にしていきます。 コロナ前の話なので今は色々変わってるかと思ってますが、当時の様子をお楽しみいただければと思います。 去る2018年末、ネパール旅行に行ってきました。本当はインドに行こうと思って…

続・中華的あの世を覗く【紙扎の歴史・葬式編】

マカオ旅行記でも書いたように、昔から中国の死生観や葬祭文化に興味があります。 特に紙扎(しさつ)と呼ばれる紙製品の文化が面白くて好きなのですが、旅先や映画のワンシーンで見かけるだけで実はあまりよく知りませんでした。 中国の葬礼について体系だ…