壺中天

歴史、旅行、ごはん、ゲームなどアジアなことを色々つづります。

【水都百景録】松江府づくり進捗

最近は情報提供に拘っていた気がするけど、たまにはシンプルにプレイ日記もいいかなと思って、新府・松江府の町づくり状況を記録。コロナ前は毎年のように上海旅行に行っていたので、どうしても元ネタに拘ってしまってますが、まぁそれも自分の街の個性なんだろう。

 

【豫園の住宅地】お気に入りの住宅地。豫園の東側に昔存在していた庶民的な住宅地がモデルです。迷路のようなごちゃごちゃした空間だったので敢えて隙間を作らずに、洗濯物や井戸、厠、屋台など生活感あふれる建築をたくさん置きました。あとは囲碁台。路地でおじさんたちが集まってカードゲームや中国将棋をやっている風景も見かけたなぁ。赤い舞台があるのは、実際現地のこの辺りにある「玄扈台」という舞台のイメージ。玄扈というのは徐光啓の号で、この舞台がある小広場から徐光啓故居に通じる「光啓路」が伸びているのです。

 

【豫園商城プチ再現】豫園と言えば一大ショッピングエリアの豫園商城!本当は園の南側に広がっているのですが、水都では敷地がないので北側に商店街を作りました。淡泊居と池は、豫園入り口付近にある茶楼の「湖心亭」。

 

【徐家滙周辺】ゲームだと徐滙涇。今の上海だと徐家滙、上海を代表する大都会エリアで徐光啓の生誕地、彼の墓所や記念館もあります。

ここは完全に徐光啓のためのエリアとして作りました。彼の邸宅である九間楼のほか農業(改良農地と綿花店・荷車)、天文・改暦(観星台)など彼が功績を残したものに関わる建築や、ゲームで彼の服に描かれている竹(=逆境に負けない高潔な精神の象徴)絡みの建築を置いてます。石燈籠は天体観測など、夜に出歩いたとき困らないように。

隣の牌坊は、徐光啓死後に彼を記念して建てられた「閣老坊」をイメージ。南倉城も徐家の物資倉庫にしちゃいました。

 

【龍華寺と書院】

ここも徐光啓エリアです。彼は幼い頃、龍華寺の書院で学んでいました。授業が終わったら龍華寺の塔に登って景色を見ていたそうです。

塔の上から街を見渡して、世界は広いなぁとか思っていたのかなぁ、そしたら世界地図を見て本当の世界の広さを知って、最後は天文学を学んで地球の外にまで視野が広がっていくのかぁ…とかいろいろ考えてしまうキャラオタであった

 

【ここだけ山東半島エリア】

水軍の使い手・袁可立の軍事基地をどこかに作ろうと思ってたんですが、上海涇の敷地がちょうど彼が赴任していた山東半島に似ていたのでここに建てました。倭寇対策で防備を固めてるイメージで。

鳳台は見張り台のつもりで建てましたが、山東半島・煙台市にある蓬莱閣のイメージでもあります。同所には山東名物・蜃気楼を詠んだ袁の詩を刻んだ石碑があるのです。ちなみに前書きを袁本人、本文は董其昌が書いた二人の合作。だから石碑亭を置きました。

 

【ここだけ曲阜エリア】閑人・孔融と宋仁(=孔子)が住んでいる農村風の文教空間。なぜかまた山東半島だ笑

「孟母の旧宅」に孔子を住まわせた時、建築の雰囲気に合わせて周りに農村風の空間を作りたいなぁと思ったのがきっかけ。せっかくだから子孫の孔融を連れてきて、書院や科挙会場の龍亭など教育関連施設を充実させて「孔一族の郷」をコンセプトに景観づくりをしました。

お墓が集まっているのは曲阜にある孔林(一族の墓地)のイメージと、あと「儒」は昔葬式業者だったみたいな話を読んだことがあるような気がして。

 

【ここだけ真冬エリア】

厳さま交換の冬建築、とくに「寒江独釣」がやたらとあったので置きまくった場所。桟橋のある敷地なので、街に入って早々こんなエリアがあったらちょっと困るな…とは思いつつ。敷地開拓が進んだら冬エリアを作り直すかも。

たまに李白や袁可立が裸足で入ってきて困る。君たちは履物屋に行きなさい。

 

ただいまこんな感じです。全体的にごちゃごちゃしているので、もっとすっきりさせたいところ。とりあえず、お金を稼ぎます…。