壺中天

歴史、旅行、ごはん、ゲームなどアジアなことを色々つづります。

【プレイ日記】Twitter騒動と自分/松江府偏愛と徽州離れ

こんにちは。Twitterの変化以降、ネットの使い方やゲームとの距離感等少し変わったなと思います。正確には、この騒動が原因というより契機になった感じ。

 

今考えているのは、何年これが続けられるかってこと。ゲームしてSNSして二次創作してって。

今はネットで発信するための情報集め(元ネタ探しとか攻略とか)や作品作りに生活が支配され過ぎている。料理も全然しなくなった。無理にネタを作っているわけではなく関心の赴くままにやっていることだし、今だから楽しいことと言えばそうなんだけど。でも大分ツールに使われているなぁと少し自省した。

だから仕事の勉強とか中国語とか、確実に長期的に役に立つことをする時間を増やそうと思った。向き合う時間を限った方が、長続きする気がするし。

ちなみに自分がTwitterやっているのは単に公式のメインプラットフォームであるからで、別にSNSやりたいわけじゃないので移住等はありません。

絵と漫画はポイピク、情報発信も軽いものはツイアカウント、まとまったやつはこちらと拠点もたくさん持っているし、そもそもほとんど一方的に発信するだけで閲覧制限関係ないし(周囲のために連投控えるくらい)。

だからこれまでとな~んにも変わりません。

 

さて、ゲームの方は最近松江府を愛でています。倉城防衛戦も再開したし。気持ち的には松江府時代に戻った感じ…。

松江府自体もともと一番好きな町なんですよ。上海は何度も行って愛着あるし、海辺の町というロケーションも好きだし。BGMも一番。空と海を感じさせる広がりのある音響、未来の繁栄を予感させる力強いリズム、あれ聞きながら葉宗行の台詞読むと本当に泣けてくる。

あとは徐先生ね…。彼がナビ務めてくれた松江府時代は本当に最高だった…沈度さん陸深さん、闇に葬られた戚継光将軍と、松江勢好きなキャラ多いんですよね。董其昌一家もよく描くし(袁可立が好きなだけだけど)

サムネにしたこれはヤシの島と清風亭で作ったタヒチアンリゾート。もともとここには木橋の小池が置いてあったので、橋をつなげようというコンセプトで作った結果こうなりました。牡丹をハイビスカスに見立てたり工夫しながら、久々に楽しく街づくりしました。

あとは赤蟹が溜まってきたので、お寺造ったり。雅集建築の観雲塔も仏塔なのでここに置いたらテキストが徐先生絡みで嬉しかった。あと狛犬こと醜い石獅子の置き方がうまく決まったのも。

朝元宝閣と鐘鼓楼は定番すぎるのでもう少し工夫したいなぁ。

州府まわりも花壇が可愛くてお気に入り。松江府進捗第二弾(完全版)記事を書けるように全域整備中です。

 

というわけで急に松江府を愛でているんですが…

 

裏を返せば徽州があまり楽しくないってことです。

景観や建築、文房四宝や宗族等その下敷きとなる文化は好きなんですけど、徽商システムが自分はあまり楽しめなくて…。プラスアルファ的な味付けを超えてゲームの本分を侵食しちゃってる気がするんですよね。

作業量、時間、建築(老舗)4つ建てる代価があまりに重すぎる。これまでも恒常的に商館のための生産輸送作業をこなす必要があったけど、その手間がさらに上乗せされて、しかも要求される品数・種類も多ければ頻度も高いという。

一番気に入らなかったのは、祖廟のせいで建築配置が固定されてしまうこと。

しかもぎゅうぎゅう詰めになるから美観も何もなく、そのぐちゃぐちゃな状態を見るたび嫌になっちゃう。勢力範囲を広げれば少しは解決するのかもしれないけど、それにも時間がかかるのと、結局どこの祖廟周りに何を置くかという問題は解消されない。(配置固定についてのモヤモヤは杭州の商館でもあったが、あれは商業施設だけに限られ影響が小さかったので最終的には解消した)

都市が増える中で色々差別化の工夫が必要だというのは分かるし、結果明代の各地方の特色をうまく生かした「面白い」システムが出来ているとは思っています。

でもこれは、それ以前に都市経営SLGだと思うので「楽しい」が欲しいんですよね…。時間制限で破綻が続出の松江府のギミックもそうだけど、最近地方色や再現が自由度・快適さを上回っているように感じる。

杭州には商館があり、松江には倭寇イベントと塩屋があり、でもそれは街づくりという本筋を脅かすほど重いシステムではなかったと思うんですよ。その点徽州は行動も配置もすべて徽商システムに規定されてしまうからなんか楽しくない。それが宗族の支配が強い安徽省の風土の再現であるならお見事ですが。

ここみたいに、祖廟支配地の隙間を縫って造景はしてるしそれは楽しいんですけどね…。でもこの辺の一族はまだ立ち上げたばかりだし、祖廟の要求次第では解体になるかもしれない。

自分は何でもかんでも手放しに受け入れられる寛容な人間ではないので、こういうことも一意見として書きますが、Twitterだとそうはいかないのでこっちの更新が増えていくかもしれませんね。いちユーザーの素直な感想として、楽しいこともモヤモヤしていることも書いていきます。