※まだ手探り中なので、本記事の内容は、現時点で自分が把握している範囲内の情報でしかないのでご注意下さい。攻略が進み次第、随時追記していきます。
【7/31追記 老舗と土地権利書関連追記】
【6/27追記 市場撤退のメリットと使い方について&葉家祖廟追記】
徽州府には、行商を通じて四家の商人一族を成長させていく「徽商」のシステムが実装されている。歴史上でも、徽州商人は明代から清代にかけて中国の主要な流通網を掌握し、強大な勢力を誇った大商人。その経営を追体験できるシステムとなっている。
【事前準備】
・徽商には汪、奚、李、葉の四家があり、徽商を経営するには最初に一族の拠点である祖廟を建てる必要がある(生活建築より)。
・祖廟の建造に必要な「土地権利書」は都市開発任務の報酬として手に入るので、まずは街の開拓を進めていこう。
土地権利書①(汪家) | 竹関連任務クリア |
②(奚家) | 徽商を10回行商に出す(Lv.48以上?) |
③(李家) | 汪筆関連任務クリア |
④(葉家) | 澄心堂紙関連任務クリア |
※土地権利書の開放については、一定のレベルを満たす必要があるかもしれない。当該の任務を満たしても権利書が取得できず、レベルアップ後に権利書がもらえる任務が別に発生した、という情報をいただいた。
【祖廟】
・徽商一族の拠点となる施設で、各一族の状況を確認したり勢力範囲・祖廟の強化が出来る。
①名声
・一族のレベル。行商に出ると「名声」値が得られ、溜まるとレベルアップする。(得られる名声値は経営状況によって変動する)
・名声を上げることで勢力範囲の上限が増加し、祖廟レベルが上げやすくなる。
②勢力範囲
・祖廟には一族の影響力を示す「勢力範囲」があり、初期段階では4×4の16マス。・勢力範囲は「一族の資金」を消費することで拡大できる
★1マス50両⇒100両⇒350両⇒500両⇒2000両
※勢力範囲が一定に達するとどんどん値上がりしていく
・この勢力範囲内に指定の建築を配置することで、祖廟の強化が可能になる。レベルが上がると要求される建築が増えるので、勢力範囲は積極的に拡大していくといい。
③一族の資金
・徽商関連に使用する資源(各種強化など)。行商によって得ることが出来る。
・あくまで「一族の資金」なので、数量は共有されず一族ごとに分かれる。
④老舗
・行商で特定の商品(筆、墨、紙、硯)の市場占有率が90%以上になると、各都市に一族の「老舗」を建設することが出来る。
・建設には土地権利書が必要で、老舗建設の条件を満たした後に祖廟で購入できるようになる。価格は1枚につき「一族の資金」20000~。(2000ずつ値上がり?)
老舗の建造には5枚必要なので、独占後も引き続き商売で「一族の資金」を稼ぐ必要がある。土地権利書の購入上限は25枚なので、建てられる老舗は最大5軒ということになる。
⑤祖廟レベル
・祖廟の勢力範囲に指定された建築を配置すると建築レベルが挙げられるようになる。強化には食料と通常の資源のほか、「一族の資金」が必要。
・四家はそれぞれ「新安四宝(筆墨紙硯)」と対応しているので、主にそれに関連する建築が必要になる。
・祖廟のレベルが上がると名声の上限が上がり、商人の数が増える。条件は以下(クリックで展開、作成中)。後半になると一族の資金のインフレが激しいが、新安四宝の取引を開放すると入手量が大幅に増えるのでご安心を。
【汪家祖廟】
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Lv1⇒2 (一族の資金200、食料100、木の板100)名声上限20 徽商+1 Lv.2民家×1 Lv.3生産建築×1 装飾建築×1 議事堂 Lv2⇒3 (一族の資金15000、食料150、木の板150)名声上限35 徽商+1 Lv.3民家×2 Lv.3製材所×2 Lv.3竹林×2 Lv.3商業建築×2 娯楽建築×1 装飾建築×3 議事堂 Lv3⇒4 (一族の資金120000、食料200、汪筆200)名声上限50 徽商+1
Lv.4民家×3 Lv.4製材所×2 Lv.4竹林×2 Lv.4商業建築×2 娯楽建築×2 魚の蹴放し×1 装飾建築×6 Lv.4汪筆工房×2 議事堂
【奚家祖廟】
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Lv1⇒2 (一族の資金200、食料150、木の板150)名声上限20 徽商+1 Lv.2民家×1 Lv.3炭焼き場×1 装飾建築×1 議事堂 Lv2⇒3 (記録し損ねました、すみません)名声上限35 徽商+1
Lv.3民家×3 Lv.3炭焼き場×2 Lv.3食事処×2 Lv.3茶畑×1 Lv.3油紙工房×1 Lv.3唐傘工房×1 装飾建築×3 議事堂 Lv3⇒4 (?)名声上限50 徽商+1
Lv.4民家×4 Lv.4炭焼き場×2 Lv.4食事処×2 崇徳堂×1 Lv.4生産建築×8 Lv.3徽墨工房×2 装飾建築×6 議事堂×1
【李家祖廟】
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Lv1⇒2 (一族の資金200、食料150、油紙250)名声上限20 徽商+1 Lv.2民家×1 Lv.3製紙工場×1 装飾建築×1 議事堂 Lv2⇒3 (一族の資金200、食料250、唐傘300)名声上限35 徽商+1
Lv.3民家×3 Lv.3製紙工場×2 Lv.3油桐栽培場×2 Lv.3煉瓦店×1 Lv.3磁器店×1 Lv.3薬屋×1 Lv3葬儀店×1 議事堂 Lv3⇒4 (?)名声上限35 徽商+1
Lv.4民家×4 Lv.4製紙工場×2 Lv.4油桐栽培場×2 Lv.4澄心堂紙工房×1 澄心堂紙店×2 水碓小屋×1 Lv.4薬屋×1 Lv4葬儀店×1 装飾建築×6 議事堂
【葉家祖廟】
・注意点:レベル上げの条件は、更新ではなく蓄積される。つまり祖廟レベルを上げるには新規の条件だけでなく、それまでクリアした条件も全て満たし続ける必要があるということ(※)。建築が勢力範囲から出ると祖廟のレベルが下がってしまい、徽商が活動できなくなってしまう。
※:補足すると、必要となるのは「実際使用した建築」ではなく「条件に該当する建築」。たとえばレベル2に上げるため菜の花畑を使用したとして、3に上げる際には竹林・製材所でそれが満たせるので菜の花畑は必要なくなる。適宜取捨選択していきたい。
《まとめ:祖廟でできること》
・一族のステータス確認(名声、勢力範囲、資金、徽商の人数) ・勢力範囲の拡大 ・祖廟のレベル上げ ・土地権利書の購入(「老舗」開放後) |
【議事堂】
・商売の拠点で、ここから徽商を行商に送り出すことが出来る。祖廟の勢力範囲内に建てないと機能しないので注意。
《「商売」画面》
・商売の目的は各資源の市場独占。市場占有率が90%を超えると達成できる。
その時々の占有率は、占有率表示の隣にある赤いボタンから確認できる。この画面からは、女媧石100を支払って市場から撤退することも可能。撤退するとこれまでの一族の販売量がリセットされ、総販売量から差し引かれる。 ※どんな時に撤退するの?
|
・最初に取引が出来るのは竹、茶葉、桐油、生漆。この4種のいずれか1つ独占を達成すると、次の「新安四宝(いわゆる筆墨紙硯の文房四宝)」がアンロックされる。
・「新安四宝」の独占を達成すると、祖廟の項目でも書いた「老舗」の建造が可能になる。この老舗建造にこぎつけるのが、徽商システムのゴールと言える。
【独占資源の選び方】
徽商システムでは基礎資源4つと新安四宝4つの計8種の資源の独占が必要となる。
ただし、すべての一族が全資源を独占する必要はなく、各一族に基礎・四宝を1種ずつ割り振ればOK。
前述のとおり、新安四宝取引は基礎資源1種の独占で開放される。
新安四宝の場合、一族ごとに老舗の外見は共通で、さらに一族ごとに購入できる土地権利書は最大25枚=老舗が5軒しか建てられない。
そのため、全都市に全種の老舗を建てるなら各一族に一つずつ四宝を独占させるのが一番効率的なのだ。
どの家にどの資源を独占させるかは自由だが、各家がそれぞれの基礎資源・新安四宝と対応しているためこれが一番わかりやすい基準。祖廟レベル上げで生産環境も整えられる。
汪家 | 竹 | 汪筆 |
奚家 | 茶葉 | 徽墨 |
李家 | 桐油 | 澄心堂紙 |
葉家 | 生漆 | 歙硯 |
または独占や老舗の建造を目標にする徽商もいるので、それも考慮しながら決めていこう。
・商売では銅貨と一族の資金、金箔を入手できる。銅貨と金箔の入手量は全商品共通。また、基礎資源と新安四宝ではそれぞれの入手量が大幅に異なる。詳しくは下のリストを参照。
《データ:徽商の人数別報酬(基礎資源)》
- ※灰色は一族の資金、黄色は金箔の獲得量です。
- 商人1人 商人2人 商人3人
《データ:徽商の人数別報酬(新安四宝)》
- ※灰色は一族の資金、黄色は金箔の獲得量です。
- 商人3人
・取引量は4つの中から選択でき、量が多いほど利益効率もアップする。徽商の人数にもよるが、後半に行くにつれ必要人数が増えていく。
・当初は街の開拓任務もあって資源を溜めるのが難しいので、任務が落ち着いて生産環境が整うまでは少量の商売を回して、名声と一族の資金・金箔を稼ぐのが中心になると思う。着々と回数をこなして資源を溜めていこう。
・倉庫の強化&資源の在庫に余裕が出てきたら、大口取引に移行しよう。利益効率上のメリットのほか、取引を続けて市場総販売量が増えると占有率の上り幅が小さくなるため、最終的には大口の取引を回さないと占有率を上げるのが難しくなるのだ。さらに、上昇幅は大口取引1回>小口取引2回。(数値が出ないので目視)
・なので、
1.まずは各基礎資源の少量取引を回して名声と「資金」を稼ぐ
2.その間に倉庫や祖廟の強化、資源の生産環境を整える
3.大口取引で占有率を上げる
という流れになると思う。
・行商に必要なのは徽商、商品となる資源、+特殊住民1名。
・徽商の人数は祖廟Lvを上げることで増やすことが出来る。最大4名。
・行商の効率に関係するのは財務・探検値。財務値は収入増加、探検値は所要時間短縮ができる。両方が高い住民がいれば連れて来たい。
・商売時間は情報画面から時短可能(後述)。
《「情報」画面》
・情報画面からは、現在活動中の徽商の状況を確認できる。
・商売時間はここから短縮可能。短縮札ではなく「問政山の筍煮」を使用することで短縮できる(1つにつき60分)。
・筍煮は、食事処をLv.4にすると調理できるようになる。材料には春の筍が5つ必要だが、町の周りで収穫できるので、収穫を忘れずに!(※徴税局の対象外なので注意)
・また、アイコンをタップすると各人のプロフィールを見ることが出来、商売を達成すると新しいエピソードが追加される。
・赤文字で書かれているのは、徽商の「願い」。町で実現させると報酬がもらえるので覚えておこう。
【徽商のおすすめ住民】
【最適】・程大位 財務:794 探検:791
徽州の看板ということもあり、非常に分かりやすい特効キャラ。行商向きの能力値に加えて、天賦は「「徽商」の仕事を担当する時、作業時間を10%短縮する。かつ、おまけで一族の資金を300獲得する」とこちらも徽商特化。祖廟レベル強化には大量の「資金」が必要なので、おまけもかなり有難い。
その他、財務・探検どちらも高めで徽商向きのキャラクター。
※天賦の効果についてはこれから検証します。
【天】
・沈周 財務:778 探検:612
・蘇軾 財務:791 探検:608
・談允賢 財務:787 探検:607
・朱棣 財務:612 探検:778
・端木偃 財務:795 探検:609
・宮商羽 財務:779 探検:609
【侯】
・許宣 財務:775 探検:437
・秦良玉 財務:607 探検:435
・董其昌 財務:605 探検:436
・利瑪竇 財務:603 探検:413
・小青 財務:606 探検:431
・袁可立 財務:418 探検:605
・行商の結果画面。銅貨、金箔(区域開放等に使用)、「一族の資金」、名声値が得られる。まだ初期の段階なので、今後も様子を見ていきます。
《まとめ:議事堂と徽商》
・議事堂では徽商を商売に行かせる&彼らの状態確認ができる(時短など) ・目的は基礎資源・新安四宝の市場独占。新安四宝は基礎資源を一種独占すると開放 ・資源の取引量は4つある。「銅貨」「資金」「金箔」の獲得量、市場占有率の上り幅、いずれも大口取引になるほど効率が良くなる。 ・取引量が増えると市場占有率の増加幅が減少。大口取引でないと占有達成が難しくなる。 ・倉庫や生産施設の建造・強化など、大口取引が出来る環境づくりを進めよう。 ・行商には探検・財務の強い特殊住民がいるといい。 |
【蔵柩屋】
商売に出た徽商は旅先で客死することもある。そのために存在するのが「蔵柩屋」。
死者が出ると蔵柩屋に柩と位牌が安置され、タップすると「遺言」と死因、これまでのプロフィールが閲覧できる。通常住民のお墓に当たるもの。
また、徽商が死亡した場合は「議事堂」の情報画面から埋葬することになる。その際には「薄葬(資金200)」と「厚葬(資金1000)」と選択できるが、「厚葬」を選択すると、一族の名声が20点上がる。(薄葬については未検証)
※厚葬で名声が上がるのは一族ごとに初回だけかも?2人目の時には何も発生しなかった。
埋葬が済むと新しい徽商を育成し、ふたたび商売に出すことが出来るようになる。
【結局何を目指して何をするの?】
色々やることが多くて複雑なシステムなので、何を目指してどんな手順でやるのか、そのフローチャートを作りました。
前述したように、最終目的はおそらく各一族の「老舗」が建造できるようにすることと思われる。そのために必要なのは各資源の市場独占を達成すること。
四家にすべての資源を独占させる必要はなく、基礎資源・新安四宝を1種ずつ割り振る形になる(新安四宝は基礎資源1種で開放される&老舗は家ごとに外観が変わらないため)。各家と縁の深い=祖廟レベル上げに関係する資源を選んでもいいし、特定資源の独占・老舗建造の願いを持つ徽商もいるので、それも考慮しながら決めていこう。
なので、基本的には資源占有率を上げるべく行商の回数をこなすのが主な仕事。名声と祖廟レベル上げは、その効率を上げるために必要な環境作りといったところ。
行商にもまずは資源が必要なので、個人的には、まずは街の開拓に専念して、生産施設と人員を確保して環境を整えてから着手する方が、結果的に効率よく進められると思う。
区域開放や新安四宝の生産で金箔が必要な局面はあるので、その兼ね合いを見ながらという感じですかね。