壺中天

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明代の服制等級

中国の官僚制度では官吏を等級付けする品級(ランク)の制度があり、品級ごとにつける官職が決まっていました。(いわゆる官位相当制)。

さらに中国という国は多様な人が住んでいるので、外見や形式を重視します(いちいち中身をチェックしてる余裕なんてないわけですね)。たとえば「異民族であっても中華の文明スタイルに則れば文明人」「礼=行動による敬意の可視化」など。そのため官僚たちも、色や記章で一目で品級が分かるよう官服のデザインが綿密に定められていました。

時代によって服の色やデザインは少々違うのですが、そのうち明代のものを調べて一覧にしました。

というわけで、服の色から

厳さまや陸深さんは六・七品、

徴税官は八・九品ですね。正月の「年獣襲来」イベントの紹介文では知府の後ろ姿が公開されましたが、そこでも赤い服を着ていましたね。

厳さまの奴、「俺もなめられたものですね」とか言ってきますが、なめられてるのはこちらの方だったというわけです。