水都百景録の推しキャラ、徐光啓氏のねんどろいどどーるの自作にチャレンジ中です。たぶんグッズは出ない気がするので、なければ作ればいいのです。昔スターウォーズにハマってた時も独立星系連合なるマイナー勢力に惚れて、プラモ改造してマイナーキャラ自作してたっけなぁ…。
今回は胴体、服と小物制作過程を記事にしました。次回は頭巾と髪の毛です。
【1.事前準備】
まず準備したのはねんどろいどどーるの素体とかすたむヘッド、それからねんどろいどフェイスメーカーで作成したお顔。ねんどろいどフェイスメーカーは2個組で注文する形になっているので、立ち絵風のせつな顔と紹介文風のドヤ顔(誇り高い過失顔)の2表情作りました。我ながらカワイイ。
【2.ベースの着物を作る】
最難関の髪は少し近いパーツをヤフオクで入札中なので、とりあえずおヌードなのを何とかしてあげよう…とユザワヤで色々布を購入。
パッチワークカットクロスの柿色・ライムがちょうどいい色合いで助かりました。
カットクロスになかった白い布と黒い布はセール品を購入。白い布はガーゼ風生地ですが、上着用の生地なので薄手でちょうどよかったかも。黒は頭巾用なので、しっかりかぶせられるよう厚手のものを買いました。
いざ、作成開始!
で、まずこのお方なんですが、
もっさり感の演出なのか、なかなか複雑怪奇なファッションをしておりまして。白の肌着?⇒オレンジの着物⇒緑の着物⇒白の上着と4枚重ね着しているという。一枚一枚作るのは大変だし着ぶくれちゃうので、一枚の着物を色分けして省エネしました。襟は白、袖は貼り合わせて重ね着を表現、ベースはオレンジ。なんか色と頭のせいでタイとかチベットあたりの修行僧みたい笑
裁ほう上手で接着したらこうなります。参考にさせていただいたのはこちらの動画。対象はオビツドールですが、サイズ感はあまり変わらず応用がききました。接着剤だけで仕上げるので楽ですし、工程もわかりやすくて大変ありがたかったです。
【3.袍を作る】
今度は緑色の袍(円領袍)を作ります。これもHarukaneTV様の動画を参考に、形が似ている狩衣をアレンジさせていただきました。円領袍は唐の官服のデザインにも採用されてるから、たぶん平安期の服にも影響与えてるんですよね。
アレンジ点としては、徐くんの襟には継ぎ目がないので、後ろ前にして着させています。帯も動画では着物に接着して前で止める形になっていますが、別パーツにして後ろで留める形にしました。(接着はマジックテープ)最後に上着。こちらは浴衣の胴体部分だけでシンプルに作れました。襟は青緑色ですが、このためだけに布を買うのはもったいないので、アクリル絵の具で着色しました。(ダイソーの青と緑にちょびっと黒を混ぜて)
【4.ベルトと小物】
徐光啓氏は本、コンパス、定規と小物が大変多いのですが、ねんどろどーるの手では小物を持たせられないので定規だけ作りました。おゆまる製です。
肩から下げてるベルトは、レザーテープで作成。ちょうどいい色合いのものがなかったので、髪色塗装用に買ったスプレーで色を変えます。まずは、定規ホルダー用の穴をあけて&穴に通すパーツを作ってから、スプレーで染色。ラッカースプレーはレザー塗装にも使えるのですね。色も綺麗に定着しました。
ホルダー部分のテープは裏表逆なのに後で気づいたので作り直しました。十字架模様は後で書き足します。
【5.靴を作る】
靴はつま先が反りあがった中華ショートブーツ。何度か試行錯誤しながらブーツの型紙を作成、履かせるときに足の甲が引っ掛かりやすいので、スムーズにいくようゆったりめの設計です。
あとつま先を少し切って、靴底からつま先にかけて白いフェルトシールを貼りました。これで結構らしくなったと思います。磁石が使えるよう、かかとの部分は開けておいたんですが…高低差が出来てそのままだと磁石が使えないので、今は本体と金属台座の間に別の小型磁石をはさんで立たせています。かかと部分の黒い布はほつれ止めしてありますが、傷んでくるようならかかとをふさぐことも考え中。
というわけで冒頭の写真になります。ベルトが本決まりの前の奴ですね(;^ω^)
まだハゲてるけどなかなかいい感じ。徐家滙!
羽織下半身のにじんだような模様とか、竹の模様とか入れたい気もしますが失敗が怖いので、とりあえずこのままにしておこうと思います。
そして、こうなると仲間が欲しくなるんですけど…相方の神父先生ちょっと難易度高すぎてね。顔も髪型も服装も、改造できそうなベースがなさそうなんだよなぁ。あーでも並べてホッコリしたいいい