壺中天

歴史、旅行、ごはん、ゲームなどアジアなことを色々つづります。

【水都百景録】特殊住民の自宅づくり その2

【10/6追記 新作が一つできたので追記の上アップし直しました。(現4個)

各キャラクターの家、新作が出来たので記録しておく。以前の分はこちら(↓)。

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(5)鄭和の家

鄭和といえば海!船!ということで造船所を初めて見た時から鄭和の家に置くと決めていた。自宅というか、遠征プロジェクト本部のようなイメージ。

・イベントでもらえた媽祖は航海と交通安全の女神で、鄭和は媽祖を篤く信仰していたそうだ。祭壇を置きたいと思って色々試した結果野外卓をチョイス。お供え物っぽくていい感じ。

・旗竿は、上で書いた本部っぽさを出すために置いた。左の旗竿と右のマストの調和が気に入っている。

・ヤシの木は、東南アジアから持ち帰って植えたという設定。水都世界には存在しないと思うけど……

・金魚池は水関連オブジェクトだからというのもあるけど、鄭和の船団は食糧を船内で自給していたそうなので、航海に持っていく魚を育てる生け簀のイメージでもある。

・花壇も青系で統一。朝顔はゆかりのあるキャラ・はなのイメージでもある。青い紫陽花、綺麗で大好きなんだけど売り子がなかなか来てくれないので困る……。

(6)朱元璋の家・アイコンからもお分かりのように水都の朱元璋(というか建国トリオ)大好きなので、家を造ろう造ろうと思いつつ宮殿っぽいアイデアが思い浮かばず悩んでいたのだけれど、なんとかひねり出してみた。コンセプトは宮殿風と「黄色(天子の色)」

・奥行きのある構造は紫禁城がモデル。「城門⇒外朝⇒内廷」と区切られているあの感じ。

・やはり宮殿らしさを出したかったので、民家のほかに色付きの建築を置く。華やかな建築…というと「鋳銭座」が思い浮かんだが個性が強すぎたので、周囲となじむ「状元の龍亭」にした。なお龍亭は科挙の試験会場だと後で知ったんだけど、まあ殿試的な意味では間違いない。はずだ。最終試験が皇帝の自宅開催とか嫌だ……。

・宮殿っぽいパーツはなかったので、せめて黄色で皇帝の住まいらしさを出すことに。とりあえず黄色の傘と、萱草、木犀の木を置いた。前に売ってた「獅子」買っておけばよかったな、120円だったし。

・梅園を置いたのは、南京の朱元璋陵墓の近くに梅花山という梅の名所があるから。ちなみに孫権のお墓があるので有名な場所。

・仲良しの劉伯温とお隣さんだったのが離れてしまったけど、近くに家を造ろうにも敷地がなくなってきてしまった。

 

(7)利瑪竇(マテオ・リッチ)の家・神父さんなのでキリスト教的または石造り系の建築がないと無理…と長らく諦めていたけど、アイデアが浮かんで何とか完成!

・ちょっとわかりにくいけど、花壇が十字架模様になってます。彼が身に着けているストラ(山吹色)の裾に、白地に赤アクセントの十字架が描いてあるのでそれがモチーフ。気になったら是非図鑑で全身像見てみてくださいな。でもやっぱわかりにくいな…

・天賦が書肆の作業時間短縮ということで、応天府の書肆は専ら彼の仕事場。なのでもう自宅に入れちゃいました。 実際のリッチ神父は漢文⇔ラテン語書籍の翻訳や漢文著作の執筆をたくさんしているので、仕事場と作業場というイメージ。あまりの漢文スキルに、当時の中国人も仰天していたらしい。

気になったことを調べるのに中国4000年分の歴史を一通り見てみたとかさらっと言ったり、四書五経アリストテレス全集程度の量だねとか言い放ったり、利先生はマジですごいぞ。

・蓮池はとくにエピソードがあるわけではなく、景観優先で。家の隣にある竹は相方要素ですね。石塀ではなく竹垣にしたのは、「教会は誰にでも開かれている」とかそんなイメージ。

・ちなみに通りの反対側は相方徐光啓のおうち。いつもこの道通って合流するのかな。遊びに来たり行ったりもありそうで観察するのが楽しみ。

(8)はなの家大和撫子・はなさんの和風のおうち。(中国版だと本当に名前が大和撫子w)場所は松がある応天府がいいかな~と思ったけど、和風の木ならモミジがあるじゃん!と気づき、現居住地の蘇州に建造。本当は、養魚池のある街に済ませてあげたいんだけどね。

・とにかくコンセプトは日本庭園。なので、石燈籠と、池と紅葉を設置。あとは和風のお花ということで朝顔と菊の花壇。

・あとはやっぱり日本て水が豊かなイメージがあるので、近くに水路を引いてみました。

・ちょうど近くに小舟があるのもなんだかいい感じ(船とゆかりのある鄭和と関係がある人だし)。

 

おまけこちらは作りかけの文徴明宅。知識とイマジネーション不足で、画室を置くくらいしかアイデアが出てこなかった。文藤当たらなかったし……。

 

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